同じ最新のパソコンでも、自作PCとメーカー製のPCでは使われているパーツの最新度合いに違いがあります。というのも、自作PCだと最新のパーツが店頭に並べばすぐに購入して、パソコンを組み上げることが出来ますが、メーカー製のPCの場合は、店頭に最新のパーツが並んでいても、メーカー製のPCにそれら最新のパーツが使われている可能性はほとんどないからです。最新のパーツを使ったメーカー製のPCが販売されるのは、最新のパーツが店頭にならぶようになってから、しばらくたってです。最近では、自作PCでもメーカー製のPCでもSSDをつかったパソコンをよく見かけます。
しかし、SSDが登場した当初はSSDを搭載した自作PCは使われていましたが、SSDを搭載したメーカー製PCはありませんでした。メーカー製PCはハードディスクを使ったPCばかりでした。一例としてSSDをあげましたが、ほかのパーツについても同じようなことが言えます。メーカー製PCへの採用が遅れるだけならいいのですが、採用すらされないこともしばしばあります。
したがって、名実ともに最新のPCを使いたいのならメーカー製のPCではなく、自分で作るしかありません。自作PCの良いところは、最新のパーツを使ったPCが出来上がるところです。一方、メーカーは最新のパーツを使ったPCを販売することはほとんどありません。メーカー製PCの場合は少し遅れてから市場に登場するのが一般的です。
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