OSの変化で進化したコンピュータ

従来コンピュータというと、キーボードと画面という組み合わせの物がほとんどでした。なので、本体・キーボード・マウス・ディスプレイの組み合わせのデスクトップタイプや、本体にキーボード・ディスプレイ・タッチパッドが付いたノートタイプが代表的なパッケージでした。ここ数年で、最大手のOSメーカーが、モバイル向けのOSとパソコン向けのOSを統合しました。この統合によって、画面上に設置されたタッチパネルでの動作が可能になるとともに、OSのサイズも見直されCPUやメモリの能力が多少低くても快適に動作できるようになりました。

特にメモリが少なくてすむと小型化が可能となるため、タブレットタイプのコンピュータが実現可能になりました。こういった流れを受けて、最近はノートタイプのパッケージでありながら、ディスプレイの取り外しができるようになったり、ディスプレイをキーボードの上に固定して利用できるようになったりと、様々な形状にトランスフォームできるコンピュータが販売されるようになりました。キーボードをはずしても、画面上のタッチパネルで利用できるところが特徴です。文字入力やプレゼン資料の作成の時には、キーボードを付けた状態で操作し、プレゼンテーションをしたり、外へ持ち歩くときにはキーボードをはずしてタブレットのように利用することもできます。

他にも、小電力動作が可能になった特徴を生かして、少し大きめのUSBメモリーの形状にコンピュータを入れ込み、テレビのUSBポートにさして、外部入力端子につなぐだけで利用できるタイプも販売されるようになりました。

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